金融庁が業績悪化の地銀に立ち入り検査~アパート融資にも影響か!?~

11月8日の読売新聞記事「業績悪化の複数の地銀、金融庁が立ち入り検査」によると、金融庁が、業績が悪化している複数の地方銀行を対象に、立ち入り検査を行っていることが明らかになったようです。

財務の健全性に疑問

低金利や人口減を背景に、地銀の経営環境は厳しくなりつつあります。

金融庁が全国106の地方銀行の貸出業務に伴う収益見通しを試算したところ、2025年3月期に赤字に転じる地銀が半数超にのぼることが分かったようです。人口減少に低金利が重なることで利ざやの縮小が加速。経費をまかないきれない地銀が相次ぐと予測しています。

今回の金融庁の立ち入り検査は、地銀に対し、再編を含めた抜本的な経営改革を促し、将来にわたって財務の健全性を確保させる狙いがあるようです。

月内に発表される「金融行政方針」で、検査の具体的な方針を説明するようです。

大谷昭二(日本不動産総合研究所所長)
(サブリース問題解決センター長)