不動産会社に問われる鍵管理 ~ 管理物件への侵入事件 ~

新聞報道によると、北海道大手の約6万戸を管理する不動産管理会社・常口アトム(北海道中央区)に勤めていた男性が在職中に会社で保管している鍵を使い、管理物件の入居者宅に侵入した事件が6月に発覚しました。

元社員は旭川市内の店舗に2003年から16年11月まで約13年間勤務。元社員の自宅から約200本の合い鍵が押収されました。

宅建業法違反にはならない

業務上入手することができる管理物件の鍵を悪用しているため、当然、企業にも責任がとわれます。

国土交通省や北海道の建築指導課によると、宅建業法に抵触する場合は、企業も指導や処分の対象になりますが、「鍵の管理業務」は該当しないため、指導や免許取り消しなどの措置はとらないようです。

民泊管理などにも影響

しかしながら、このような事件は、例えば2018年より活発化する民泊での管理への影響も考えられます。

社員の仕事上の不祥事(刑事事件)は、経営者としての雇用者責任が問われるのではないでしょうか。

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