【Q027】契約内容の変更(1)

契約更新の際、家主が契約内容を変更したいと言ってきたが、内容は借主に不利になるものだったので拒否したいのだが、家主は「拒否するなら更新しない」と言ってきた。家主に従うしかないのか?

  • 本Q&Aは、あえて入居者の立場からの質問形式となっています。
  • アットランダムな質問で、現実に即した知識の吸収を目指しています。
  • 入居者から高評価をもらい、行列の出来るアパートを目標としています。

家主から、契約更新を拒絶するためには、契約終了の1年前から6ヶ月前までの間に通告することと、「正当事由」が必要ですが、家主からの一方的な契約内容通告に対する拒否は、当然のことながら、正当事由にはなりえません。つまり、家主には、契約の更新を拒絶する権利はないのです。

従って、家主に従う必要は一切なく、更新するにしても、双方による「合意更新」ができなければ、そのまま居住を続ければ「法定更新」という状態になり、入居者の居住権は保護されます。

合意更新と法定更新の違いは、前者が更新料の支払いが必要になることが多いのに対して、後者では更新料を支払う義務はなくなります。

なお、法定更新した場合には、契約期間については、「契約期間を定めない契約」となります。つまり、家主が6ヶ月前に通知しなければ、借主が希望すればいつまで経っても契約期間が続くことになるのです。

(了)