【Q022】賃借権の相続

民間アパートに住んでいた父(借主・同居中)がなくなったので、家主に、名義変更してそのまま住みたいと申し出たが拒否された。
退去せざるを得ないのか?

  • 本Q&Aは、あえて入居者の立場からの質問形式となっています。
  • アットランダムな質問で、現実に即した知識の吸収を目指しています。
  • 入居者から高評価をもらい、行列の出来るアパートを目標としています。

民法では、6親等以内の血族と配偶者、3親等以内の姻族を法律上の親族としていますので、子供として、お父さんの財産の相続権があります。

お父さんが借主となって、民間アパートを借りていたわけですので、子供は、住む権利(賃借権)を相続することができます。

相続権については、家主の承諾を得る必要はまったくありませんので、家主は、相続人(子供)の住む権利を拒否することはできないことになっています。

家主は、民法の規定を知らない可能性がありますので、「民法上の当然の権利として、賃借権を相続するので住み続けます。」と宣言してください。

名義変更そのものについては、してもしなくても住み続けることができますが、契約更新の時点で名義変更を行ったほうがよいでしょう。

(了)