【Q016】庭木について

一戸建てを借りているが、家主から、「庭木の剪定は借りている期間中は借主負担である」と言ってきた。庭木には興味がなく、なくしてほしいくらいだが、剪定費用まで請求されるのはおかしいと思う。
家主の主張どおりに負担せざるを得ないのか?
契約書の「契約の目的」には、どのような記載がされているのでしょうか?

  • 本Q&Aは、あえて入居者の立場からの質問形式となっています。
  • アットランダムな質問で、現実に即した知識の吸収を目指しています。
  • 入居者から高評価をもらい、行列の出来るアパートを目標としています。

「契約の目的」、つまり、借主が、家主から何を借りているのかをきちんと確認しなければなりません。

もし、「庭」が契約の目的に入っているとすれば、借主は、善良なる管理者の注意義務を負っていることになりますが、プロの庭師に、借主の費用で剪定を頼まなければ注意義務違反であるとまでは言えないと思います。

借主としては、「庭木に興味がない」からと言って、まったく手入れを怠るのであれば、善良なる管理者の注意義務違反に当たるでしょう。

例えば、庭木の枝が、専用部分を越えて、隣地や公道にはみ出しているような場合、借主は、はみ出た部分の始末を行わなければならないのです。

一方、「庭」が契約の目的に入っていなければ、庭を借りているわけではありませんので、当然のことながら、庭木の剪定費用などを支出する必要はありません。
(了)