【Q010】契約期間中の途中解約(2)

賃貸借契約に明記されている通りに退去を申し出たところ、「学生の入居時期からはずれているので、今すぐ退去するか損失となる半年分の家賃を支払え」と言われた。
このような場合、家主の主張に従わざるを得ないのか?

  • 本Q&Aは、あえて入居者の立場からの質問形式となっています。
  • アットランダムな質問で、現実に即した知識の吸収を目指しています。
  • 入居者から高評価をもらい、行列の出来るアパートを目標としています。

賃貸契約書に、契約期間中の途中解約条項があり、その時期が1ヶ月前であれば、その時期までに通告すれば、何のペナルティーもなく契約解除できます。もともと、契約期間を定めた賃貸借契約では、「途中解約条項」を定めるかどうかは任意なのです。

もし、「途中解約条項」がなければ、契約期間が終わるまで家賃を支払う義務があります。

一方、家主が任意規定である「途中解約条項」を契約書の中に入れれば、借主が承諾して契約が成立しているわけですし、もともと、契約書の内容を定めた家主は、自ら約束した事項を守るのは当然のことです。

確かに、「学生の入居時期からズレている」という家主の主張には同情できる余地はありますが、だからといって、自ら決めた約束を反故にすることはできるわけがありません。

(了)