【Q001】保証金と敷金の違い

保証金と敷金は、どのような違いがあるのか?

  • 本Q&Aは、あえて入居者の立場からの質問形式となっています。
  • アットランダムな質問で、現実に即した知識の吸収を目指しています。
  • 入居者から高評価をもらい、行列の出来るアパートを目標としています。

保証金と敷金の違いとしては、実態としては、ほとんど同じような意味で使われていることが多いのですが、厳密に言えば、次のような違いがあるとされています。

  1. 保証金は、事務所、店舗やテナントなどの主に法人契約によく使われ、敷金は、個人の住居の契約によく使われています。
  2. 保証金は、約定によって、退去時に敷引き(解約引き、償却などと呼ぶ場合もあります)があることが多いのに対し、敷金は、通常、敷引きがなく、実費精算です。
  3. 保証金は、法律上規定のないお金ですが、敷金は、民法第316条,第619条などに規定のあるお金です。
    ただし、判例では、敷引きのない保証金は「敷金」と同じ扱いとなっているようです。
  4. 保証金は、約定がないと権利の承継がありません(次の家主に引き継がれない)が、敷金は原則として新しい家主にも引き継がれます。
  5. 保証金=敷金+礼金という解釈もあります。
    つまり、保証金方式をとっている場合には、同時に、敷引きなどがある代わりに、礼金を取ることがなく、敷金方式をとっている場合には、敷引きがない代わりに、礼金を取る地域が多いということです。

(了)